課題:Excelによる管理の限界
この企業では長年、受発注・在庫・売上の管理をExcelにて運用していました。従業員が増加し、取引先も拡大する中で以下のような問題が顕在化していました。
- 複数担当者が同じファイルを更新するため、常にバージョン管理の混乱が発生
- 月次集計に丸2日を要し、経営意思決定のスピードが低下
- 手入力ミスによる請求書の誤りが月に数件発生、顧客クレームにつながっていた
- 在庫の「リアルタイム」な把握が不可能で、欠品・過剰在庫の両方が慢性化
支援の流れ
① 業務ヒアリングと現状分析(1〜2ヶ月目)
まず各部門の担当者へ丁寧なヒアリングを実施。実際の業務フローをExcelファイルと照合しながら、どの作業が最もボトルネックになっているかを可視化しました。現場の声を最優先にしたことで、経営層と現場の認識ギャップも明確になりました。
② システム選定と要件定義(2〜3ヶ月目)
候補システムを3社に絞り込み、デモ環境でのトライアルを経て最適なソリューションを選定。IT補助金(IT導入補助金)の活用により、自己負担額を大幅に抑制することができました。
③ データ移行・テスト運用(4〜5ヶ月目)
過去3年分のマスターデータをシステムへ移行。並行運用期間を設けることで、現場の不安を最小限に抑えながら段階的に切り替えを進めました。
④ 全社導入・定着支援(6ヶ月目〜)
全従業員向けの操作研修を実施。導入後も月1回の定期レビューを継続し、現場からのフィードバックをシステム設定に反映させることで、定着率を高めました。
成果
システム導入から3ヶ月後には月次集計作業が半日以内に短縮。手入力ミスによる請求書の誤りはほぼゼロになり、在庫のリアルタイム可視化により欠品率も大幅に改善されました。
また、経営者からは「今まで見えていなかった利益率の差が製品別に見えるようになり、価格戦略の見直しができた」という声もいただきました。
担当者のコメント
「Excelで頑張り続けてきた自分たちの苦労が、システムひとつでこんなに楽になるとは思いませんでした。導入前は不安でしたが、コアプラスさんのサポートでスムーズに移行できました。」
— 製造部 業務管理担当